こんにちは。
ソルデマーれ沖縄の國仲です。
今日は、物事が上達する人と上達しない人の特徴という
テーマでお話したいと思います。
あなたも勉強や仕事、トレーニングなど、
何かしら長く続けている事があると思います。
しかし、頑張って続けている事でも、
なかなか上達しないと悩んでいる方も、
多いのではないでしょうか?
最初の頃は、新鮮で楽しく取り組み、
メキメキ上達し、成長を感じていたが、
少し経った頃から、上達や成長をしなくなり、
「頑張っても、上達しない」
「上達しないから、楽しくない」
「才能がない」
などと言って、それを途中でやめて、
また新しいものに目移りしてしまうという事が
よく起こったりします。
それは何かを習ったり、スポーツをしていたりする子達も、
例外ではありません。
実は、なかなか上達しないのには、
理由があったという事を知っていましたか?
これを知っておくだけで、かなり子供たちの気持ちや
保護者の方はラクになるのではないかと、
この記事をシャアさせて頂こうと思いました。
その上達しない原因というのが、
「プラトー」と言われるものです。
「プラトー」って何?となる方が多いと思いますが、
それは後ほど解説します。
この「プラトー」を知っているだけでも、
気持ちの持ち方も変わってきますし、
学習・練習方法に工夫を凝らすタイミングであることを
知らせるサインでもあるので、
何か工夫したり、学んだりと試行錯誤をしなければならない時期なので、
成長しない同じ学習方法をがむしゃらに根性、忍耐で耐えるだけといった、
間違えた方法を実践てしないですみます。
なぜなら、なかなか上達しない、成長しない原因は、
この「プラトー」だからです。
これを知ったときに、
私もこの状態だったのか?と思いましたし、
これを知っていれば、もっと楽しく競技に取り組めるので、
取り組む姿勢が変わてたなと感じました。
私は、元プロサッカー選手で、現在はプロサッカーコーチをしており、
私自身で経験したことや、コーチとして多くの子供達を見てきて、
そういう選手や子供達を多く見てきました。
この記事では、
頑張っても、なかなか上達しない人が、
その状態を抜け出す事ができるヒントを、教えます。
この記事を読み、
「なかなか上達しない」で、
ずっと不安になっていたり、
習っていることが、面白くないとなってしまったり、
「向いていない」、「才能がない」と辞めてしまったりする子が、
少なくなり、取り組む姿勢が変わってくる子供たちが、
多くなってくれれば嬉しいです。
結論は、この原理を知り、実践することで、
上達スピードを早めることができます。
また、あなたや子供達が取り組んでいることで、
うまくいかないことがあっても、
「向いていない」「才能がない」と
やめることがなくなり、
かなり気持ちもラクになりますし、
取り組む姿勢が変わってくると思います。
上達する人と上達しない人の違いは?
人は、何か習い事やスポーツを始めると、
皆、右肩上がりに成長していくと思っています。
なんでも最初は、簡単なことから始めるので、
すぐにできるようになって、成長を実感できます。
しかし、ある期間から、うまくいかなくなったり、
成長を感じなくなってしまったりします。
それを「プラトー」と言います。
まずはそれを解説していきます。
プラトーとは?
プラトーは、勉強やトレーニング中に起こる現象で、
なかなか上達しない時期のことを言います。
同じような意味の「スランプ」というと、わかりやすいかもしれません。
天才でも誰でも起こるといわれている、
成長が停滞することをプラトー現象と呼んでいます。
下記の成長曲線を見てください。
この成長曲線のように、人は成長していくと言われています。
このプラトーの中に入ってしまうと、
何をやってもうまくいかなくなるので、
「向いていない」「才能がない」
「うまくいかないから、面白くない」
といった現象が起こります。
しかし、こうした理由で学習・練習をやめてしまうのは、
とてももったいないことです。
なぜなら、プラトー期は誰もが通る通関点であり、
ここさえ抜ければ、またぐんと結果が伸び、
学習・練習の効果を感じる時期がやって来るからです。
どういう分野でもプロになる人は、これを知っているため、
成長を実感できなくても、投げ出しません。
例え先が見えなくても、毎日地道な練習や勉強を続けた結果、
ある日、急激に成長します。
何事でも、成長を感じなくなってから、
プラトーになってから、続けられるかどうかが重要です。
プラトー現象になる理由はなぜか?
頑張ってスキルを身につけたい場合など、
自分のゴールに近づくにつれて毎日の努力がマンネリ化してきます。
するとモチベーションが低下して、本来発揮できる成果も同じレベルで停滞してしまいます。
この現象が起こるのは、慣れやマンネリが関係しているといわれていますが、
他にも疲労やプレッシャー、ストレスなども影響しています。
また先の見えない戦いなど、ゴールがまだずっと先だと目的を喪失してしまい、
やる気が低下するのも成長を停滞させる原因。
今まで効果があった方法で同じ努力を続けても、なぜか成果が伸びない場合がありますよね。
プラトー現象が起こるのは色々な要因が考えられますが、
一定のレベルに達するとそこで停滞する場面は、
そこからレベルアップするのが苦難に感じてしまいます。
上達しない人の2つの特徴
乗り越えていく前に、
プラトーを乗り越えていけない人はどう人か
知っておく必要があります。
これに当てはまっている方は、
何をやっても中途半端になってしまいます。
言い訳する
やってみて、難しいことが起こると、
すぐに辞めて、辞めたことに対して、
うまい言い訳ばかりを考えている人。
最初の成長だけを求めていて、
習い始めたての、簡単な時期だけの、
成長を追い求めて、壁にぶつかると
すぐに辞めてしまうので、
全て中途半端になってしまいます。
情熱もないタイプ
このタイプは、仕事も努力も最低限しかやらない人です。
言われたことしかやらなかったり、
向上心がないので、すぐに諦めます。
新しいもの好き
このタイプは、物事を習得する前に、
すぐに諦めて、すぐに結果が出るものに
走ってしまい、何事も中途半端になってしまう。
この3つの特徴に当てはまらないようにしたいですね。
では、どのようにこのプラトー期を乗り越えていけばいいのでしょう?
プロトーを抜け出すための5つの方法
では、プロトーをどうやって抜け出したらいいか?
という方法を、紹介していきます。
学び,探し続けられる。
まず一つ目は、プラトーに入った時に、
優れた方法があるのではないか?と学び、探し続ける事です。
たとえば、プラトーに入ったのは、学習・練習に新鮮さを感じられなくなっていることが
影響しているかもしれません。その場合、今までとは少し違う刺激を加えてみたり、
別のメニューを取り入れてみるのも良い方法です。
勉強の場合、1章、2章と順番に読み進めてきた学習方法をいったんやめ、
興味のある章から勉強してみてはどうでしょう?
こうして好きなことから勉強すると、学習効果がアップするかもしれません。
スポーツの場合、それまで有酸素運動などの動的なメニューを中心にトレーニングしていたなら、
柔軟体操などの静的なメニューを中心に変えてみてはどうでしょう?
身体を別の方向から刺激することで、思いがけないトレーニング効果が得られるかもしれません。
このように、「いつもの学習・練習」に新たな刺激を加えることで、
新たな発見を見出すことも、プラトー期の突破につながります。
この時の注意点は、失敗しても、起き上がって、またチャレンジする事です。
プラトーの場合、同じやり方を学んでいては、成長しません。
ただ、新しいことを試しても、それがうまくいくとは限りませんので、
失敗しても、また違うことを試しているみるという形で、
どんどんチャレンジしていきましょう。
努力を習慣にする。
二つ目は、努力を習慣化する事です。
なかなか難しいですよね。
私も、かなり苦労しました。
人間は、ホメオシタシスという細胞が、
現状から変わろうとすると、「変わりたくないよー」と抵抗してくるそうです。
変化を嫌って、現状維持を求めるように人間はできています。
ただし、22日間続けると、習慣になると言われれいます。
その22日間は、自分をコントロールし、頑張ってみましょう。
そうして身につけた習慣は、運動を習慣にしている人は、
運動していなかったら、やりたくて、うずうずしてくるし、
勉強を習慣化にした人は、勉強しなければ、気持ち悪くなってしまいます。
習慣にすれば、努力を最小にできます。
短期目標にしない。
3つ目は、短期目標を持たないという事です。
とりあえずこの日まで、頑張ろうと頑張ったら、
その日までやると、やめてしまいます。
例えば、高校受験まで頑張ろうと決めて、
勉強をしたとします。
高校を受験し、合格してしまえば、
そこで勉強を辞めてしまいます。
そうなると、その後苦しくなるのは、
あなたです。
努力に終わりはありません。
苦しい道のりでは、ありますが、
ついついゴールを決めて、終わらせてしまう事がないよう、
短期目標にしないようにしましょう。
勝つことが全てにしない。
もちろん勝つことは大事ですが、
自分の中では、勝つことを全てにしないようにしましょう。
もちろん、周りの人は結果しか見ません。
いろんなことを、言ってくる人もいるでしょう。
しかし、勝つことを全てにしたら、
負けた時点で、その後はやる気がなくなってしまいます。
プロになる人は、大会を自分の成長をお披露目するものとして考え、
勝つために、今持っている自分の能力を全て出し切る事を目標にしています。
勝っても、負けても、今の自分の能力を出し切れればいいという考えを持っています。
なので勝敗に左右されません。
そのもの自体を好きになる!
5つ目は、自分が続けている事が好きかどうかが重要です。
プロから学ぶとすれば、このプロトーに入って
続けたいと思っているかどうかです。
自分がやり続けているものが、好きで、
試行錯誤しながら、練習を続けていれば、
成功することを知っている人は、
継続し続けることができます。
それは、やっていることそのものが好きだからです。
好きじゃないと続けられませんよね!
ここが一番重要です。
好きこそものの上手なれとは、よく言いましたね。
プラトー期を乗り越えるヒントは「小さな工夫」にあり
上記の5つでの例え話があるので、紹介します。
乗り越えるヒントにつながるエピソードです。
メジャーリーグで活躍していたイチローは、
「オールドスタイル」というソックスを見せるユニフォームの
着方に替えたことが話題になりました。
ここに、プラトー期を乗り越えるヒントがあります。
イチローがオールドスタイルに替えたのは、スランプに陥っていた時でした。
練習中に何気なくオールドスタイルに変えたところ、
いままでとは全く異なる動きやすさ、走りやすさを感じ、
衝撃を受けたのだそうです。
イチローは「こんな単純なことになぜいままで気づかなかったのだろう。自分が恥ずかしくなった」
と、心境を語ってたそうです。
頂点を極める人は、スランプに陥った時に小さな工夫を試み、打開しているのです。
プラトー期を乗り越える人、そこで挫折する人の差もここにあると思います。
つまり、伸び悩みを感じたときに工夫をしながら新境地にたどりつくか、
「伸びない」「つまらない」と嘆きながら惰性でやるだけか――、
この差がプラトー期を突破し上達する人、挫折し上達しない人を分ける分岐点になると言えるでしょう。
あなたも、うまく成績が伸びない時や、成長が実感できなくなった時は、
ふと思いついた「小さな工夫」を試してみることから始めててはいかがですか?
まとめ
いかがでしたか?
このプラトーを知っていれば、
自分がうまくいかなくなった時の、
気持ちの持ち方に余裕を持つことができます。
今はうまくいかなくても、必ず抜け出せる事があると
わかるだけで、モチベーションも保てる事でしょう。
私自身も、今いろんなスキルをつけるために、
勉強していますが、常にプラトーの状況です。
しかし、これを我慢し、学び続けることで、
必ずスキルを自分のものにし、
自分を助けてくれると言い聞かせながら、勉強しています。
このプラトーはの注意点は、簡単には抜け出せない事です。
ですが、継続し続けることで、必ずあなたは成長し、
あなた自身を助けてくれと確信しています。
プラトーを乗り越え、あなたが成長してくれることを、
楽しみにしています。
関連する記事で、「一流選手の共通点」という記事で、
成功する人の共通点を解説している記事もありますので、
ご興味がある方は、読んでみてください。